買った。

Kindle Paperwhiteを3代使って、なんだかんだで読む本(ほとんど小説かノンフィクションである)の8割方がKindle本になっていた。これは自宅の本棚の容量が逼迫していることに起因しているわけであるが、言うまでもなくKindleに大きな不満がないことが前提である。普段の通勤時間においてスマホよりよっぽど長く使っているKindleなのだから良い物を使ってもバチは当たらないだろうということで、えいやっとOasisを買ってみることにした次第である。カメラもスマホもどんどん値段が上がっている昨今、4万円で最上の体験ができるのだから感謝しなくてはならないともいえる。そんなわけで去年くらいからOasisが新しくなったら買おうと思っており、先日の発表と同時に32GB, LTEモデルを予約した。

やっと発売になって数日使ったので、感想を書いておく。

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良いところ

なによりグリップ感と重量バランスがすばらしい。惹句に違わぬ読みやすさだ。上下の物理ボタンとあわせて快適この上ない。昔使っていたKindle Keyboard以来の物理ボタンだ!

さらにページ送りが速い気がする。Kindle Paperwhite(2018)と比べて速いように思う(未測定)。動画を参照願いたい。

そして明るさも自動調整だしムラも小さい。これは本を読むためのデバイスなので、これでもう満足だ。4万円の価値はある。これ一つ持ってどこか遠いところに行きたい、できればビジネスクラスで。

あまりよくないところ

復帰が遅い。休止状態に入っているのか、”Waking up…“となり数秒待たされることがある。これはPaperwhite(2018)も一緒だったが、あちらはアップデートでこれを無効にする設定が追加された(当然バッテリ持ちは悪くなる)。Oasisにも足して欲しいところであるが、バッテリ容量が小さいから無理とかだったら悲しい。

次に電源ボタンの位置。左手で持つ場合(私はスマホもKindleも左手で使う)に電源ボタンが下になる。Paperwhiteの電源ボタンが下にあって不便だなと思っていたが、Oasisでも変わらず不便である。右利きなら満足できるであろう。

あと本体が横に長いことがちょっと残念。混雑した電車内で移動したり、駅をちょっと歩いたりするときにKindleをしっかり持ちたいときがある。Paperwhiteであれば幅が狭かったのでわしづかみにできて安心だったのだが、この幅だとちょっと厳しい(個人差大)。普段の安心感はOasisの方が大幅によいので別にいいんだけど。もちろん画面が横に大きいこと自体は問題ない(縦書きの本を読んでいる限り利点とは思えないけど)。欲を言うならハヤカワ文庫くらいの画面にしてほしいなあ。

そして、薄いからか若干デリケートな感じがする。Paperwhiteはどんなバッグにもケースなしでそのまま放り込んでいたが、さすがにそれは避けた方がいいかなと思わされる。質感がよいことの裏返しなのだが。

意志決定者の頭の中身が見てみたい最低最悪のところ

2019年後半にもなってUSB Micro Bコネクタを採用している点だけは許容できない。正気か?私のスマホは4年前からType Cだし、カメラもモバイルバッテリもPCもRasPiだってType Cのものを使っているというのに今更Micro Bのデバイスを買わされる身になってほしい。しかもフラグシップモデルで。

その他審議中の点

Oasis 2019の目玉とされている色調調整(画面が暖色になる)機能であるが、全く使っていない。真っ白でよいです。

あとLTEはまだ価値が理解できていない(いままでWi-Fiモデルしか使ったことがなかった)。もともと出先で本が欲しくなったときはテザリングして買ってたし、もしかしたら永遠に理解できないかもしれん。

いろいろ挙げたように細かいところは気になるが、総じてKindleシリーズ最高の体験であることは疑いの余地がない。本を読むなら今すぐ買え(ただし32GB, LTEモデルは2-3ヶ月待ちとなっているな、、、)。