COVID-19下の生活について@2022/04/07
第6波がそろそろ収束しそうだと書いてから2ヶ月経ったが、感染者数は高止まりしていてどうにもならない様子である。
重傷者数も死者数も一定程度の値を維持しているが、もはや誰もその話はしていない。このくらいの損失であれば受け入れられるというコンセンサスができているのを感じる。まん延防止云々も解除され、いよいよ日本も欧米のような体制に近づいてきているようだ。恒常的な収束も見えない中では、他に手もないだろうと思う。
私も例外ではなく、何かを我慢するようなことはほとんどしなくなった。ターミナル駅に買い物に行くのもほとんど躊躇しないし、外食もしたいだけする(といっても元からほとんどしないが)。以前と変わったのは、この2年で没交渉となった友人が多く、飲み会自体がほとんどなくなったということくらいだ。
公私とも無くなった飲み会と、行かなくなった会社のぶんだけ感染リスクは下がっていると思う。とはいえいつ感染してもおかしくないだろうなという気はしている。もうそういうものだと考えるしかない。
予想に反して新型コロナワクチンの3回目接種は早々にチャンスがあった。2回目の6ヶ月少々後に打てたので上出来だろう。3回目のモデルナは副反応も軽く、解熱剤を飲んだら問題なく仕事ができた。たまには休ませてほしかったが残念だ。
仕事については変化はなく、物理的な機材に関する用がない限りずっと在宅である。大きな問題はないのだが、高ストレス状態だと出社している方が良いような気がしている。ちょっとした瞬間に愚痴るとか、気を紛らわすようなことができた方が良い。一人だと悪い方向に考えてしまうこともあり、この点は意識的に解決していきたい。
海外旅行については若干現実味が出てきたように思える(ロシアのウクライナ侵略のことは一旦おいておく)。指定地域以外(要するに低リスクの場所)からの帰国でワクチン接種済みであれば自宅待機は無しとなったようだ。状況が流動的なので指定地域も増減するし、ルールもしょっちゅう変更されるためおいそれと出かけるわけにはいかないが、もう少し経てばどこかに行ける日も来るかもしれない。かもしれない、と思える程度になったのはよいことだ。
最後に自由に出来た旅行はポーランド・ブルガリア一人旅であった。実によいものであったが、かえすがえす、ウクライナに行っておけばよかった。これほど大きな後悔はない。ただ、もし行っていたら侵略のニュースを見て受けるショックもさらに大きかったであろうし、どっちが幸せだったのかはよくわからない。
相変わらず、無理矢理時間を作って国内で出かけている。最近は修善寺と富山に行った。富山は別で記事を書こうと思う。
修善寺は修禅寺に行って寒桜を見て、三島で鰻を食って帰ってきた。
近すぎてのんびり本が読めなかったが、気分転換にはよかった。