魚ガチャを回してみた。正確には、中身がおまかせの鮮魚詰め合わせセットをふるさと納税の返礼品として受け取った。 たしか10000円そこそこの寄付額の返礼品だったと思う。

発送時期はおおまかにしかわかっていないうえ、ある日突然荷物が届く。在宅勤務になっているからこそ頼めるタイプの品物だ。

今回入っていたのは4種類。

  • ヒラソウダガツオ 1尾
  • サバ 3尾
  • サゴシ 1尾
  • ハマチ 1尾

どれも新鮮でかなりよかったが、全体的に小ぶりなので(大型魚を何尾も送られても困るので、それはそう)あまり脂が乗っている感じではない。

そうなると主に刺し身で食べたくなるところだが(サバは論外として、ほかは十分いけそうだ)、今度はアニサキスが立ちはだかる。可能性は低いとはいうものの、カツオもサゴシ(サワラの小さいやつ)もハマチもアニサキスが見つかった例はあるとのことなので、どうしてもびびる。特に今回の魚は内臓も含めてそのまま送ってきているので、「釣ったあとすぐに締めて内臓を取りましょう」というアドバイスに従うことができない。

とはいえ明らかに鮮度の良い魚をそのまま焼くのもはばかられるので、今回は折衷案として肛門より尾の方の身を刺し身として食べることにした。リスクの低減にはなるかもしれないが、どのくらいの効果があるかは不明である(結果として問題はなかったが、この方法を推奨するものではありません)。

結局、それぞれ次のようにして食べた

  • カツオ
    • 一部刺し身
    • 塩焼き
  • サバ
    • 味噌煮
  • サゴシ
    • 一部刺し身
    • 塩焼き
  • ハマチ
    • 一部刺し身
    • 照り焼き

刺し身にした部分は文句なしでうまかったが、本当なら厚い部分を食べたかったところ。初めて食べたが、サゴシの刺し身はうまかった。

カツオは案の定加熱するには脂ののりが十分でなくちょっとぼそぼそしてしまった。ハマチは若干マシだったが、それにしても刺し身がベストだったのだろうと思ってしまう。

サバも脂の乗りはあまりよくなかったが、安定のうまさだった。味噌煮ばんざい。

一番よかったのがサゴシ。刺し身にする身も大きくとれたし(うまかった)、それ以外の部分を塩焼きにしたところ実に美味であった。今回一番の当たりはこれ。

まとめ

アニサキスに対して強い気持ちで立ち向かえるならお勧め。そうでないなら、おとなしく切り身を頼んだほうがよいように思う。

とはいったものの、実は同じようなものがもう一箱、3月ごろに届く予定になっている。どうなることやら。

余談だが久々に出刃包丁を引っ張り出したところ、前回ちゃんと研いでいたらしくとてもよく切れてさばくのが楽だった。今回骨を叩き斬りまくったので、次に届く前にまた研がないといけないな。。