技術書典7に参加してきました
死ぬかと思った。
サークル肉と鍋のブースにお越しいただきありがとうございました。
設営完了
被チェック数
これは……。
ぼく「前前前回とほとんどいっしょ」
ymrl「前前前世じゃん」
ぼく「はい」
被チェック数が減少に転じたのは初めてです。このあたりは統計を待ちたいところ。
実際の売り上げ
新刊が80冊、既刊が合計62冊でした
新刊が80冊というのは今までで最低の数字です。この次に悪い数字は本当に台風がきていた技術書典3で、それでも121冊は売れていたのですが……。前回のRustベアメタル本Vol.1は180冊くらい売れたので、リピーターが少なかったということでしょうか。反省を生かして精進したいと思います。あるいはこの半年の間に人類にベアメタル制御という概念が行き渡ってしまった可能性がありますね。みんな自分のOSとかとっくに持ってたりするのかしら。
前回けっこうギリギリの在庫だったので、万一のことを考えて300冊刷ったのですが完全に裏目でしたね。こんな屈辱は初めてだぜ……。新刊の売り上げだと印刷代を回収するのがやっとですが、Vol1/2セットで買ってくれた人がかなりいらっしゃったため助かりました。なんだかんだでトータル140冊も出るのはさすが技術書典という感じです。総頒布数が半分になると厳しいですけどね。
被チェック数を超えて売れる時代は完全に終わってしまったのは明らかで、また最終的な被チェック数が入稿段階である程度読める(少なくとも自サークルの履歴があれば)ので、これにちゃんと従った入稿をしましょう。そしてちゃんと事前の宣伝をしましょう。
変化とバブル
今回は体感的に前回より来場者が少ないように感じられました(速報値では微減とのこと)。やはりコミケのように広いフロアのうち興味ある分野のあたりに行くのが限界という状況に近づいて行っている気がします。ちゃんとRasPi/ベアメタル島に配置されるようにキーワードを書かないといけないですね。実売数/被チェック数の比も過去最も低かったので、何らかの変曲点を迎えたのを感じています。ニッチなテーマでシリーズものにしてしまうとこうなるのか?
被チェック数が減るのも来場者数が減るのも売り上げが減るのもほとんど初めての体験です。冷静に考えると規模が拡大し続けるわけもないのですが、どこかでまた今回も来場者が増えて売り上げも増えるだろうと高をくくっているところがありました。バブルもこんな感じだったんやろなあ……。
Q&Aなど
今回はあまりありませんでした。というか今までが肉のせいで多すぎた。
ベアメタルってなに?と聞かれたのも数回程度。一番よく聞かれたのは、Vol1と2は何が違うのか?です。表紙に文字を載せるのが好きじゃないのですが、○○編 くらいは載せた方がよかったですね。何一つわからない表紙になってしまった点は反省しています。
買う側として
会場がさらに広がったのと、時間がなかった(後半ワンオペになった)のとでほとんど買えなかった。。のでいまからとらのあなとBOOTHをめぐります。
委託販売/Kindle版
莫大な在庫はとらのあな様が吸い取ってくださいました。下記からどうぞ。Kindleも販売開始になっています(実は開催前日から買える状態になってしまっていた(てへぺろ))。
とらのあな様: https://ec.toranoana.shop/tora/ec/cot/circle/2UPAE16Q8475d26Td687/all/
BOOTH自家通販: https://nikutonabe.booth.pm/
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今後
なんかすごい面白いネタが降ってきたら肉をやるかもしれませんが、基本的にはベアメタルでやることが死ぬほどあるのでそっち系になりそう、だがまあどうなることやら。
MMU設定と並列処理で最高性能を出しに行きたいなあ。
おわりに
増え続ける来場者を受け入れながら多様な来場者の快適さを追求する運営のみなさまの改善に向けた努力には頭が下がります。いつもありがとうございます。
そしてブースに来て頂いたみなさま、買って頂いた皆様本当にありがとうございました。私も初心に返って、ニッチなテーマを丁寧に書いていこうと思いますので、今後もよろしくお願いします。