低温調理器自作入門は紙が売り切れてしまい、再版できる見込みもない(某氏みたいにクラウドファンディングでもすれば話は別だろうが、、)ので、Kindleで出すことにしました。

結論

こちらからお求め頂けます。

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追記(2017/11/05):技術書典3の新刊も出ています。あわせてどうぞ。

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Effective肉の温度測定の方は、紙の残部40部くらいをbooth.pmで販売するよう手続き中ですがbooth側での入荷作業にえらい時間がかかっており[ref]最大16営業日かかるという仕様通りの挙動です[/ref]、まだ販売できていません。紙が欲しい方は、こちらの商品ページを注視してください。いましたが、無事入荷&発売されました→ https://nikutonabe.booth.pm/items/598403 からお求めください。10/22の技術書典3に残部を持っていくため在庫を引き上げる予定です。9月中にお求めください。温度測定の方も、紙版は完売しています。Effective 肉の固さ測定についてはComic ZINさんで委託販売中です。

経緯

そもそも本なんて一旦はデジタルデータになっているのになんでオンラインでアクセスできないんだ、と思ったことが何度かあるので、その気持ちを大事にした結果電子書籍で出せばいいじゃんという感じになったので。今後も随時Kindle版にしていきます。とはいえそもそも紙の本にしたくてやっているので、今後もまずは紙の本を出すという方針は変わりません。次は紙の入稿~即売会までにKindle版の準備をして同時発売、くらいにできたらいいけど、どうかな。

PDFのダウンロード販売とKindleで迷ったのでpollしたところ、思ったよりKindle派が多かったのでKindleにしました。アンチKindleの人には申し訳ないです。

方法

もともと本はRe:Viewで製作していたので、review-epubmakerコマンドを打つだけでepub出力ができた(config.ymlにepubの時のみ有効になる項目があったりするので要確認)。最高。できたepubファイルはKindle ダイレクトパブリッシングにそのままアップロードできる。

ただ、実際にやってみるとTeXで書いた数式が何一つ描画されないので、数式はすべて画像に置き換える必要があった。またインライン要素の数式も適当に普通の文字に置き換えたので、数式の見栄えに関してはPDFの方がよかったと思う。

あとこれは自戒なのだが、どうせ白黒だし~とか言って雑に一部画像を白黒で管理すると電子化のときに白黒とカラーが混在して頭を抱えることになる。カラー画像はカラー画像のままにしておいて、PDFの入稿段階で白黒に落としましょう。

PDFの固定レイアウトと違ってちゃんとリフロー?するので、Kindle paperwhiteでも快適に読めます。PDFだとPCか大きめのタブレットがないときついよね。

紙と比べて

よいところ:

  • 実体がない(売り切れがない、邪魔にならない)
  • 同人誌即売会に行かずに買える
  • naotacoと顔を合わせること無く買える
  • ちゃんと画面サイズに応じてレイアウトが変わるので、小さい画面でも問題なく読める(epub/Kindle最高~)
  • Kindle Unlimited対象になっているので実質無料の人も多そう(筆者に全然お金入ってこない説もある)

よくないところ:

  • 実体がない(印刷品質を感じてほしかった)
  • 数式の表示がまちまち(どうせみんな読み飛ばしてるんだろう…?)
  • レイアウトがまちまち