FX-8350を買った
タイトルままだが、学びの多い買い物だったので記録を残しておく。
・購入前の構成
M/B: M5A97 Pro
CPU: Phenom II X6 1090T
メモリ: ノーブランド4G*4枚
メインストレージ: Intel SSD 330 160GB
GPU: GeForce GTX 460
・購入の端緒
今日朝だらだらネットをしていたら、意外と安くなっていることを発見。
最近たまにもっさりしてるしなあと思い購入を決意。ここまで30分。
・事前調査
一応、マザーボードが対応しているかは調べた。BIOSアップデートにより対応とのこと。
アップデートも済ませた。
・購入
アキバの店舗を何軒かまわり、結局500円引きクーポンもくばってたTSUKUMOが圧倒的に安かった。
最終的に17000円ちょっとで購入。
ついでに、最近CPUファンの挙動も怪しかったので、安売りしてたScytheの兜2も購入。3500円。
神々しいお姿。パッケージは缶。 |
・組み立て
マザーをまるごと外し、いまのCPUファン(リテールではない何か)を外し、CPUを外し、FX8350を装着。
美しい。ここまではよかった。 |
CPUファンを装着する段になって、取説を改めたところ、
・兜2はリテールファンと同じ方式で取り付けるため、もとからついている台座?のような部分が必要
ということが判明(サードパーティのファンを使用していたため、上の写真を見ればわかるが、台座は既にない)。
そんなものはとうの昔に捨ててしまった。
一応今あるものをこねくりまわしてみるが、当然つかず。
泣く泣く買ってきたファンを箱に元通りしまい(グリスだけは、既存ファンを再設置するために使ったが)、
あまり調子の良くなさそうな、既存のCPUファンを使うことに。
# ぐぐると兜2のAM3への取り付けが難しいというレビューが多数ヒットするが、そういう次元ではなかった。
ため息をつきながらくみ上げ、起動。
1090T(中古CPU、FX8350のリテールファンつき)と兜2(新品未使用、グリスのみ欠品)、欲しい方がいらっしゃれば格安でお譲りしますよ。
・起動
何事もなく、BIOSでもOSでも無事8コア、4GHzのCPUとして認識した。
Windows エクスペリエンスインデックス, WEIは、プロセッサが7.9になった。
以前は7.4だったような気がしたので、順調に向上している。
ただこのままでは何も面白くないので、オーバークロックを試みる。
・オーバークロック
カジュアル自作erなので、手でクロックや電圧を変える根性はない。
ので、BIOSでAI Tweakerを有効にして、いい感じに上げてもらう。
結果、CPUが4000MHzから4334MHzに、メモリが1066MHzから1140MHzくらいに自動で上がった。
メモリをもう一声と思って1段上の1400MHz台にしてみたら起動しなくなった。
ので、この設定で決定。
・パフォーマンス
従来のタスクマネージャと違って8つグラフが出ないので物足りない |
Unknown CPUと出るが。 |
エクスペリエンスなんちゃら |
重いウェブページを見たりとか、Lightroomで大量に現像したりとか、そういう時の体感速度は確実に上がっているし、 スコアも夢の8超えを果たしたので、かなり満足である。
・電力 などとやっていたら、突然UPSが警告音を発し始めた。
定格電流を超えているため鳴ったようで、この状態が続くとシャットダウンされるとのこと。 常時商用なのにそれはおかしくね?と思いつつ妥協点を探る。 結果、モニタを落とせばCPUをシバいてもUPSは鳴かないことが判明したので、モニタをバックアップしないことにした。 いざとなったら電源ボタン(シャットダウンに割り当て)で落とそう。
以前の計測時は ・サーバ(常時80W) ・PC+モニタ(90-200W) だったので、CPUを換えて20Wくらいは消費電力が上がったんだろう。
さすがAMD版プレスコと呼ばれるだけのことはある(俺がいま命名した)。 ワットチェッカーを友人から取り戻したら再測定する。
・その他 普段バックアップに使っている、4番目のHDD@SATAを繋いでみたが不安定。 別のHDDで試してみたり、別のポートから電力とってみたり、eSATAで繋いでみたりしたが全部だめ。 USB変換してつないだらいけた。
いろいろ試したがわけがわからなかったので、USB3.0/SATAアダプタを泣く泣く注文。うーむ。 割と踏んだり蹴ったりでしたが、Lightroomの現像も速くなったし(たぶん24Mの画像1枚3秒以下)、 WEIのスコアも8を超えたし、よしとしましょう。 あと、タスクマネージャのスクリーンショットをご覧いただければわかるが、再接続のときにSATAのポートミスった。