タイトルが長い。

まずInsider previewのfast ringに入り、build 14316のアップデートを適用する。すると、Windowsの機能?のところにWindows Subsystem for Linux (Beta)という超かっこいい項目があるので、有効にする。

Windows-features

起動したところ
起動してunameを打ったところ

あとは普通にBash on Ubuntu on Windowsとかいうプログラムが追加されているので、起動して適当にあそぶ。

試した範囲では、build-essentialをはじめとする各種パッケージは普通にaptで入るし、それでzsh, emacs, gitあたりは普通にconfigure/makeできて動いた。emacsをちょっと使ったら表示がぶっ壊れたりしてたし、動作はだいぶ怪しいところが当然あるが、普通にうごくのがすごい。

 

Zsh

[code lang=”shell”] sudo apt-get install -y git-core gcc make autoconf yodl libncursesw5-dev texinfo ls mkdir zsh-build cd zsh-build/ git clone git://zsh.git.sf.net/gitroot/zsh/zsh cd zsh/ ./Util/preconfig ./configure make make install [/code]

emacs 24.5

[code lang=”shell”] curl -O http://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/emacs/emacs-24.5.tar.gz tar xzf emacs-24.5.tar.gz cd emacs-24.5 ./configure –without-x make make install emacs emacs -version [/code]

git

[code lang=”shell”] git clone https://github.com/git/git.git –depth 1 cd git/ make configure ./configure –with-curl –prefix=$HOME/local make make install [/code]

まるでubuntuのように動く。ただデフォルトのリポジトリがクソ重いので、riken様のリポジトリに変えておくとよい。普通にubuntuと同じように/etc/apt/sources.listを変えるだけ。

root@localhost:~# cat /etc/apt/sources.list deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ trusty main restricted universe multiverse deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ trusty-updates main restricted universe multiverse deb http://security.ubuntu.com/ubuntu trusty-security main restricted universe multiverse

emacsが入ると自分のinit.elを試したくなるのが人情というものだろう。私のはこれ: https://github.com/naotaco/emacs.d

いつも通りel-getを~/.emacs.d/以下にcloneして、このinit.elを置いて起動したら普通に動いた(ただしgit1.9.5以上が必要なので、自分でビルドする必要がある)。すごい。

emacs
emacs
すぐ表示が壊れる
すぐ表示が壊れる
Auto completionもHelmも動く。
Auto completionもHelmも動く。

なにがなんだかわからないが、本当に動いててすごい。使ってて頭が混乱する。あと、Ctrl+Aがどっかにキーを奪われているのかbash/emacsで使えないのが厳しい。まあそれを言えば、コマンドプロンプト並の機能しかないターミナル自体がそもそも相当厳しいが、まあさすがにこの辺はそのうちなんとかなるだろう。とりあえず無限の可能性を感じる。