ワールドカップやWBC、オリンピックに日本が沸くと、必ず大衆を”にわか”と叩く人が出てくる。

私自身、にわかでないと自信を持って言えるスポーツは卓球・野球くらいなもので、ワールドカップにおいては完全ににわかである。しかし、それでも楽しいのだ。オリンピックだってそうだ。普段興味を示さないスケートやカーリング、陸上競技を応援する。当然、細かいことはわからないが、とりあえず楽しいのだから仕方がない。高校野球で母校を応援するのと同じく、ナショナリズムによるものだろう。”にわか”当人が楽しんでいるのだから、いいじゃないか、それで。

ただ、普段興味もないのに知ったような口を聞くのは良くないと思う。私の父もそうだが、4年に1度しかサッカーなんて見ないのに、ああだこうだと文句を付けるのはやめてほしい。見ていて悲しくなる。にわかはにわからしく、わーとかぎゃーとか感情的に盛り上がっていればいいのだ。祭なんだから。長友の運動量は素晴らしかったね、とかなんとか言ってないで、本田すげー!って言ってりゃいいじゃない。もちろん私はそうしている。

今大会の感想:本田と川島ほんとかっこよかった

でもやっぱり、にわかじゃない方が楽しめるとは思うので、第3回WBCが待ち遠しいのだ。