幸い今年も当選しましたので、参加します。

 

書影

今回は昨年の技術書典2で頒布した低温調理器自作入門を改版したものを持って行きます。題して「低温調理器自作入門 第2版」です(あたりまえ)。

最近はやりの低温調理器を自作する方法を解説した入門書です。低温調理の概要からデバイス選定・フィードバック制御(PID制御)・性能評価(対Anova)まで一通りの内容をカバーしました。この本を読むと、自分で低温調理器を作れるようになり、Anovaのすごさを理解することができるようになります。ちょうどnanoも発売されましたし、買うのに良い時期ではないでしょうか。

初版からのdiffとしては、次のような感じです(初版をお持ちの方は記事後半をごらんください)。

  • 肉以外の低温調理について加筆
  • Google Home経由での操作について加筆
  • サンプルコードの公開(@GitHub
  • 公開したコードと記事中のコードを一貫性のあるよう修正
  • その他バグ修正

初版は約51k文字でしたが、これらの加筆の影響で60k文字くらいになっています。画像の追加・拡大等もあり、ページ数は60ページから72ページになってしまいました。うかつですね。

目次

にもかかわらずお値段は据え置きで700円です。刷りすぎたのではないかという不安が表れていますね。そして前回好評をいただいた[ref]正確には一切のフィードバックがなかったので、不評ではなかったということしかわかっていません。[/ref]PDFのダウンロードカードのおまけをつけます。お早めにダウンロードをお願いします。

また、技術書典4の新刊「Effective肉の多汁性測定」の残りも持って行きますので、あわせてお求めください。こちらもダウンロードカードをおつけします。

場所ははじめての西、も10aです。お誕生日席的なところなので、見つけやすいと思います。ぜひお越しくださいませ。

前回の夏コミはめちゃくちゃ涼しかったので、地獄のように暑い(と思われる)夏コミははじめてです。お手柔らかにお願いします。

あと、COMIC ZINさんに委託する予定です。予定ではお盆には買えるようになっているはずです。

初版(紙版)をお持ちの方へ

第2版との差分はそう大きいものではないので、私が言うのもなんですが買い直して頂かなくてもよい内容だと思っています(よほどのファンでもなければ)。

とはいえ差分が気になるとは思うので、初版の紙版をお持ちの方に第2版のPDFダウンロードカードをプレゼントします

コミケ当日に実物を持ってきていただくか、何らかの方法で以前に購入したことを示して頂ければOKです(本の写真を撮っておいて見せていただく、とかそんなんでいいです)。お手数ですがお越しいただきその旨おっしゃってください。

このサービスは今回のC94および10月の技術書典5(無事当選しました)で実施しますので、どちらか都合の良い方にお越しください。

初版(Kindle版)をお持ちの方へ

コミケ開催後、すでに販売している低温調理器自作入門の中身の更新という形で第2版にコンテンツを差し替える予定です。やったことがないのでわかりませんが、待っていていただければお盆の頃にはお手元で第2版を読めるようになっているはずです。いましばらくお待ちください。

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