低温調理をもちいて角煮を作る

生きることは角煮を作ることなので、今日も角煮を作る。 通常の調理シーケンスについては私の中で確立しており、これに従うことで一定の成果を得られることは既にわかっている。しかしまだ肉の線維が固いまま残ることがあり、改善の余地があることもまた見えている。 肉料理界のレジェンド安全ちゃんさんによると、下ゆでとして蒸し、その後味を付けるためにまた蒸すとのこと。その根拠は温度管理がしやすく乾燥しないということのようなので、これは低温調理で一発逆転できるのでは??という気になってくる。 私の理解によると角煮の調理の要件は下記の通りである。 肉を65℃以上に加熱する(コラーゲンを凝固させる) 臭みをとる 脂を抜く 75℃以上で長時間加熱する(コラーゲンを軟化させる) 味を付ける 通常の方法においては下ゆでで上記1から3、その後煮ることで4,5をカバーしているが、安全ちゃんさんのレシピにおいては1から4までを1回目、5を2回目の蒸しで実現しているように見える。ジップロックに入れて低温調理をすると2,3が苦手であるので、今回は4,5を低温調理に担ってもらう方向で考える。 つまり、 通常通り下ゆでをする 醤油以外の下味をつけた汁で80℃3時間調理 醤油を含めて味を調えた煮汁に長時間浸ける という感じである。

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根性を用いてUWPでバーコードスキャナを実装する

この記事はWindows Phone / Windows 10 Mobile Advent Calendar 2015の14日目の記事の(予備と)して書かれました。 余談: 本当は楽に済まそうと思ってLumia950のレビューを書こうと思っていたのですが、Cloveが11月末入荷予定からずるずると出荷を遅らせ、最終的に届いたのが11/12でした。小心者の私はLumiaが届かないだろうと思ってこのエントリをすでにバリバリと書き始めてしまったので、Advent Calendarにはこちらの記事を投稿することにしました。結局ギリギリになって950も届いたがためにレビューの執筆も間に合ってしまいました(つらい日曜日だった)。よろしければあわせてご覧ください。 https://blog.naotaco.com/archives/979 本題 まともなNFCがiPhoneに載る気配がないせいか、現代においてもQRコードはとても広く使われています。自分のWindowsPhone/Windows 10 mobileアプリでもQRコードを読みたくなるのが人情というものでしょう。今年のAdvent calendarのトップバッター@tanaka_733さんのエントリをみる限りWP8.1だと比較的楽に実装ができるそうですが、我らがUWP勢にそのような甘えは許されません。 必要なものはこちら: 根性 W10M端末, もしくはWindows 10 desktop + WebCam ZXing.Net どうやっていいかわからなかったので、まずはカメラのプレビュー映像を表示して、そこから一定間隔で画像を抜き取り、それをZxing.Netに投げるという方式で進めることにします。作りが雑すぎて故郷の母にはとても見せられないような感じになりますが、強い気持ちで乗り越えてください。 さて、まずはXAMLに置いたUIElementにカメラのプレビュー画像を表示させます。Androidで言うとSurfaceViewに描画するような感じです。とにかくMicrosoft謹製のサンプルがあるので、そこのCameraGetPreviewFrameを全力で参考にします。 作ったサンプルコードのソースはGitHubに上げておきました。

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天体写真のノイズを減らす方法をかんがえる

天体撮影は突き詰めていくと時間との戦いであって、それはつまりノイズと戦うことと同義である。 星が流れない範囲でシャッター時間とISO感度を調整して、画質と明るさのバランスのとれた落としどころを探すというプロセスは必ず必要である。三脚に直接乗せて星景写真を撮るにしろ、赤道儀で追尾して撮るにしろ、無限に撮影できる環境はない。これが普通の夜景なら時間を好きなだけ撮れるので、絞り優先で最も画質の良いところまで絞って、もっともノイズの少ないISO感度にして撮ればよいだけなのだが。 ノイズには複数の種類がある、と思う(自信はない) 暗電流や熱によるノイズ 宇宙線などによる輝点、あとは飛行機とか流星とか 高感度ノイズ まあなんか他にもいろいろありそうだけど影響は小さそう このうち1は再現性があるので、撮影時と同じ条件(感度・時間・温度など)でレンズキャップをして露光した画像(ダークフレーム)を引き算することで割となかったことにできる。露光時間が長い撮影をしたあとにノイズリダクションなどの処理がカメラで勝手に走るのは、この減算を勝手にやっているのだと思うが、それが保存されるRAW画像に反映されているのかについては謎。メーカーにもよりそうだけど、どうなのだろうか。とりあえず、天体撮影をするときはダーク画像も撮っておいた方がよさそう。 問題は2,3で、ランダムに出るということになっている。これをなんとかするのが画像処理的なノイズリダクションで、カメラ内の処理でもやってると思う、が、例によってこれがRAWに反映されているかは謎である。されてないことを期待しているが、どうなんだろう。Lightroomなどでもノイズ軽減という機能があって、すごい勢いでノイズを除去できる。後からやる前提で、高感度ノイズリダクションはオフにしておいてもよいと思う。 とはいえノイズ除去を強くかければかけるほど解像感は落ちていってぬめっとした画像になってしまうし、悩ましい。 そこでよく使われるのがコンポジット((画像の)合成)である(前置きおわり)。 ランダムで出るのだから、何枚か撮影して、画素ごとに外れ値の画像を無視して、都合の良い画像のデータを採用すればよい、という考え方で、どういう風に都合の良い画像を得るかというアルゴリズムも多岐にわたるらしい(よくわからん)。 また、単純に重ねると、星がずれる分がそのまま合成されてしまってぶれた画像になってしまうので、星の移動にあわせて画像をずらして合わせるという作業が必要である。手でやると非常に辛い。 Deep Sky Stackerによる合成、を断念 で、最近?はやりのコンポジット用ソフトでDeep sky stackerというのがよいらしいと聞いたので試してみた。ダーク減算はもちろん、フラットフレームの処理とか自動位置合わせもやってくれる優れものとのこと。 日本語環境で表示がぶっ壊れてボタンが見えない(Windows10で確認, OSを英語にしたら直った) RGBいっしょくたに扱うので色がぶっとぶ が、上記の問題(おもに2点目)があって断念した。望遠鏡につけるようなカメラってカラーフィルターとか自分でつける前提だろうし、Hαでフィルタして撮った画像とか色もクソもないよなあとかそういうことなのだろうが、とりあえずゆとり写真家には厳しい(赤道儀買う前も同じようなことを言っていたような気がするが)。面倒だからBayer配列のカラーフィルターがついたカメラで撮りたいよ。 色を保ったまま簡単に合成していい感じのトーンカーブにする方法があったら教えてください。 Lightroom + Photoshopで楽に合成する で、私のようなズボラなアマチュアカメラマンにとって一番楽にいい感じの結果が得られそうな気がしているのが、Lightroom + Photoshopでコンポジットする方法。 何枚かとったうち、1枚をLightroomで現像する 色とかトーンカーブとか白/黒レベルをいい感じにする ノイズ軽減は弱めにしておく すべてに設定を同期 すべて選択して、右クリック→他のツールで編集する→Photoshopでレイヤーとして開く Photoshopに新しい画像ができて、選択した画像がすべてレイヤーとして重なった状態になる レイヤーをすべて選択して、編集→レイヤーを自動整列→「自動」のまま実行 画像が微妙にずれて揃うが、一番上のレイヤの画像しか見えない レイヤーを全て選択して、右クリック→スマートオブジェクトに変換 1つのオブジェクトにまとまる レイヤー→スマートオブジェクト→画像のスタック→「中央値」を選択 Tiff画像として保存、Lightroomで追い込む(明瞭度とかね) とすると、画像の位置合わせと合成ができた画像ができる。ここでは中央値(画像を明るい順にならべて、真ん中の順位の画像を採用)を選んだので、ランダムノイズによって何枚かの画像のうち1枚だけが明るいようなものは捨てられる。中央値以外にも他にもいろいろアルゴリズムがあり、エントロピーとかいうのが良いとか悪いとか聞いたが、死ぬほど時間がかかる上に結果がいまいちだった。使いどころが悪いのか?平均は案の定全体的に明るくぼやけてしまってダメダメだった。 こないだ撮ってきたM42を7枚コンポジットしたものがこちら。だいぶノイズが除去されているのがわかる。ディテールも若干失われてるような気がするが、、、 ぼけている画像とか、ぶれている画像は事前に捨てる必要がある。あと、いちばん上の2でさらっと書いたのだが、中央値の場合は外れ値の画像をすてるので、流星がたまたま写っていたとしても捨てられてしまう(実際にこのとき7枚のうち1枚に流星か飛行機かが写っていたが、合成後の画像には出てきていない)。そういうときはあとから流星だけ合成してやる必要がありそう(今回みたいな長いレンズだとただの直線状のノイズにしか見えないので、べつに無くてもよいのだが)。 あと、この手順だとダーク減算が入ってないので、ほんとうは3の後に各レイヤからダーク画像を減算してやる必要がある、が、楽にやる方法がよくわかってないので今回は無視する。 とりあえず今回は楽にそこそこ効果のあるコンポジット方法が見いだせたので満足しているが、よりよい結果のためにダーク・フラット補正については考慮する必要がありそう。あと位置合わせの精度とか。    

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Ubuntu14.04でemacs24.5をビルドする

最近はbuild-depでビルドに必要な依存パッケージを入れてくれるらしく、あら便利ねえ、と思っていたのだが、’tputs’がないとか文句を言われるのでlibncurses5-devも入れる必要がある。あとはxとimagemagick(こっちは本当に必要かよくわからない)を外してふつうにconfigure, make, make install。 これでel-getいれてperl6-modeは動くわgoの開発環境は動くわでとてもいい感じである https://github.com/naotaco/emacs.d/blob/master/init.el

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Nexus 5XとLumia 930のカメラ画質について

発表の日の午前2時半ごろまで起きててがんばってすぐ注文したにも関わらず在庫潤沢で誰でも注文できる状態だったNexus 5Xが香港から届いた。 薄くて軽くて速くて、Androidスマホとしては最高という感じ。指紋認証も一瞬で終わってロック解除されるしとにかく快適に使える。画面も綺麗で申し分ない。ただ相変わらず背面がプラ丸出しで安っぽい。はっきりいって質感は半額(3万くらい)のZenfone2と同レベル。Nexus 4のあの質感を忘れてしまったのか。まあ軽いからいいか……。 で、毎度毎度聞いてるような気がするが今回も例によってGoogleはカメラに大層な自信があるとのことなので、最強コンデジことLumia 930(naotaco調べ)と比べてみることにした。下馬評(naotaco評)としては勝負にならずNexusの惨敗というところである。

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赤道儀(スカイメモS)を実戦投入した

前回はスカイメモSを買ってテストした。実はそのすぐ後が新月だったので早速撮影に繰り出したのだが、完璧な曇り空で話にならなかったのであった。 ということで1ヶ月待ったわけだが、そのあいだに三脚を購入してしまった。マンフロットの055(アルミ)の古いやつが安くなってたので、つい。     とにかく見ての通りでかく、重い(3kg以上ある)。これが強風の中でも抜群の安定感をもたらしてくれ、赤道儀の上に雲台もろもろ載せてもびくともしない。結果的にはたいへん良い買い物であった。 さて、機材も揃ったところで、今回はいつもの富士山五合目, 御殿場登山口にいってきた。

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低温調理: 温泉卵をつくる

YAPC::Asia 2015に参加してきた。今回で最後とのこと。残念だけど運営はすごく大変だろうししょうがないのかもしれない。今までありがとうございました。 @moznionさんの発表の質疑の時間に、低温調理におすすめの食材を質問させていただいたところ、大根と卵と伺ったので卵を試してみた。 ちなみに大根については、長時間加熱したあとも形を保っているように見えるが、取り出した瞬間に崩壊するのが見られて良いとのことだった。食えるのかそれ。また氏は1000Wの投げ込みヒーターを使用したとのことで、300Wのなめたヒーターしか搭載していないスロークッカーより応答性が高く使いやすそうである。画像を見た感じSSRの放熱には苦労していたように見えたが。 いろいろ調べたところ67-68℃で30分くらいというのが温泉卵を作るのが相場らしいので、まずは68℃で30分加熱してみた。   鍋の温度が高いような気がしたので、安全策として卵を宙に浮かして加熱してみた。ネットが三角コーナー用のものに見えるかも知れないが気のせいである。 特に根拠なく、開始時の温度が低かったので35分くらい加熱した。 あとからグラフを見ると不安にかられるが、気にせず1つ割ってみる。 うむ。うまい。白だしをちょっとかけていただくと最高である。 あと2つも作ってしまって何にしていいのかわからないが、とりあえずサラダにでものせるか。ズッキーニのグリルとルッコラのサラダとか、そういう感じで。

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[UWP] VisualStateManagerを使って画面サイズ, 向きによっていい感じにレイアウトを変える

Windows10, Windows 10 mobileそれぞれで、同じプロジェクトのアプリケーションが動作するようになった。ここだけ聞くと夢の国に聞こえるが、例によって画面サイズの問題がついてまわる。はぁ。 VisualStateTriggerを使うと、groupごとにstateを定義して、画面サイズの変化によってstateを遷移させることができる。このときにXAMLのプロパティを変えたり、コードビハインドでハンドラを叩いたりさせることができる。

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ベネチアでプリペイドSIMを買う話

さて、このシリーズも何度目か、今度はイタリア編である。 飛行機が到着したのはフィレンツェだったのだが、あいにく夜遅くの便だったため、その日は買うことが出来なかった。 翌朝は起きてすぐ電車でベネチア日帰り観光に。今回目当てのTIM or Vodafoneのお店は9時だか10時だかからしか開いていないようなので、これはもうベネチアで買うしかない。 Venezia S.L. 駅に降り立ち、まずはTIMのお店に行ってみるが混んでいたので断念。適当にふらふら歩いていたら、リアルト橋を渡ったところにVodafoneの店があったので、そこで購入することができた。店に入ると整理券(受付番号が書いてあるやつ)を取って待つのだが、国際的観光地だけあって、「プリペイドSIM」「その他」という2択になっていた。プリペイドSIMの方の番号をもらって待つこと15分くらい。 いつものようにカウンターでSIMをくれと言うと、電話はunlockか?とか、SIMの大きさは?とか聞かれるだけであっさり買うことができた。パスポートを見せろと言われたがホテルのセーフティボックスに入れっぱなしにしていたので、パスポートのコピーを見せたらOKだった。それでいいのか?何にしても気軽に持ち運べるIDがないと不便だなと思ったが、携帯買う時くらいしか出番ないな。。 3GB+通話(詳細忘れた)で40ユーロ。高いがこんなもんか。ぐぐった範囲ではTIMなら2GBで30ユーロのプランがあるとかないとか読んだ気もしたが、その差額のために旅行中の時間を浪費することもなかろう。お金を払ってパッケージを受け取り、店を出る。 SIMの大きさを聞かれてmicroと答えたのはよいが、実際はmini, micro, nano まですべて切れ込みが入っており、どれでも使うことができる。今回は端末がZenfone 2, Xperia SP(C5303)だったのでmicroのまま使った。Lumia930はwifi運用で。。 一応店でAPNを聞いて、”MOBILE.VODAFONE.IT”と教えてもらってはいたが、SIMを挿したら既にAPNは登録済みの状態になっていた。モバイルネットワークの設定からAPNを選ぶだけでよい。それより、起動時に一定の確率で(?)SIMのPINを聞かれるので焦る。SIMカード裏面のスクラッチを削ると番号が出てくるので、左の4桁の番号を入れてやればよい。 嬉しい誤算としては、LTE(Zenfone2, C5303両方で使えたのでおそらくバンド3)が使えたということ。屋外の調子が良いところなら20Mbpsくらい普通に出る。さすが先進国である。日本では評判の悪かったVodafoneであるが、ほぼ圏外にならず、フィレンツェ、ベネチア、ローマ、ナポリ、ポンペイ各所で問題なくLTEが使えた。ただし室内はかなりあやしく、場所によってはEDGE(2.5G?)まで落ちる。建物の作りが電波に厳しいのだろうか。 自分の電話番号はカードのどこをみてもわからないが、電話は普通に出来る。レストランの予約に便利。 どうでもいいが、イタリアはWindowsPhoneのシェアが非常に高い(たしかiOSを抜いて2位だったはずだ)こともあり、街で使っている人も多いし店にもよく並んでいる。さすがにLumia5xx, 6xxの低価格モデルが多いが、それでもかなり天国という感じがする。 ちなみに帰りの飛行機の乗り継ぎがシャルルドゴールだった。ローミングに期待していたのだが、通信はできなかった。[R] と[H+]とピクトが出ていたので、いかにも通信できそうな雰囲気ではあったのだが、よくわからん。というか、それどころではなかった。まあそれは別の話。     セキュリティーリーズンにより全員ラウンジから出されて騒然としている… — 工数 (@naotaco) 2015, 6月 27 セキュリティチェックと入国審査を逆行して歩かされている — 工数 (@naotaco) 2015, 6月 27 完全に外に出された — 工数 (@naotaco) 2015, 6月 27 まったく同じ出国スタンプを2回押されるという珍事 — 工数 (@naotaco) 2015, 6月 27 結局出国審査とセキュリティチェックに1時間ずつ待たされた挙句、東京行きの方お急ぎくださいと急かされ係員に連れられてショートカットして飛行機に駆け込んだ — 工数 (@naotaco) 2015, 6月 28

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