ついに赤道儀に手を出した(スカイメモSを買った)

ついにというか、魔が差して赤道儀に手を出してしまった。すべて星ナビが悪い。

Kenko ポータブル赤道儀 スカイメモS レッド 455173

by ケンコー [ケンコー]
Rank/Rating: 98650/-
Price: ¥ 34,124

最初は一瞬SWAT-200を買ってしまおうかと思ったのだがさすがに冷静になり、ポラリエとスカイメモSで迷って後者にした。お値段4万円。実勢価格より高いが品薄なのでしょうがない。赤道儀といえば沼というイメージしかないが、まあボディやレンズより安いのでセーフだろう……

三脚に乗せたところ
三脚に乗せたところ

さっそく乗せていく。下から順に、

  • 三脚: ベルボン E433M (~2.5kg)
    • この間は小ネジ。QHD-63は付属のネジを交換して両対応できる
  • 雲台: ベルボン QHD-63 (~5kg)
    • この間も小ネジ。赤道儀は付属のアダプタがついてるので両対応。
  • 赤道儀 (~5kg)
    • 付属プレートが大ネジなので、QHD-43Dの三脚側のネジを交換、大ネジにした)
  • 雲台: ベルボン QHD-43D (~2.5kg)
  • カメラ: α6000 + 適当なレンズ (あわせて約500g)

という構成。

スカイメモ本体の三脚側のネジは3/8(いわゆる大ネジ), 1/4(いわゆる小)両方に対応しているというかアダプタが付属しているので、乗せる方の三脚のネジはどちらでもよいのだが、プレートから出ている雲台を乗せる方のネジは大ネジである。耐荷重2kg前後の雲台だと小ネジの場合が多いと思うので、大ネジに交換可能な雲台であるかを事前に確認しておいた方がよい。QHD-43Dは交換可能なので助かった。

取説を読むと、まずは極軸の調整をしろということで手順が書いてある。意味が全く不明なのだが、どうやら赤道儀の回転に伴って極軸がずれていないか(極軸望遠鏡とずれていかないか)という確認らしい。明るいうちにベランダから遠くのビルを見て調整しておく。

スカイメモ自体の耐荷重は5kgらしい(ほんまかいな)ので問題ないとして、スカイメモの自重が約1kg, 、雲台が2つで400gくらい?、カメラとレンズで400gくらい?で、合計2kg弱くらい。E433Mの推奨重量は2.5kgだそうなので、一応大丈夫ということになる。ベルボンの出してる数字はマンフロットとかと違って信頼できると思うので、まあ大丈夫だろう。3段目の脚を使わなければ。もし厳しいようであればBENROかどっかの安くて重くて頑丈な4kgくらいあるアルミ三脚でも買おうかと。

何はともあれテストである。ちょっと郊外っぽいところまで出て行って撮影してきた。郊外といっても条件がとても悪く、北極星がギリギリ見える程度だった。とても北斗七星やカシオペアをはっきり視認できる状況ではなかったので、方位磁針と高度からあたりを付けてそこに向けて設置。不勉強につきまったく知らなかったのだが、極軸望遠鏡の中心に合わせればいいというものではないらしい。「6」の表示に合わせろと書いてあったのだが、どういうことなのだろう。正確には天の北極と北極星がずれてる話かな。

ちなみに極軸望遠鏡でメモリを読むための照明として明視野照明装置というのがついているのだが、これが最低。ボタン電池の蓋と電源スイッチをかねているのだが、ふとした拍子に電源が入るというか、ほぼ点灯しっぱなし。取説にも「電池蓋を少し緩めることで電源のON, OFFになりますので電池の消耗にはお気を付けください」とか書いてあるしわかってて売ってるんだろうな。。とにかく電池を外して携行するか予備を持つ必要がありそう。そもそも本体に電源あるんだから共用してくれよという感じだし、この後付け感満載の照明だけが不満点である。

死ぬほど見にくい北極星にあわせて、なんとかファーストライトだ(光が通らない物をはじめて使うことをファーストライトと言うのか甚だ疑問だが、極軸望遠鏡が付いてるからセーフ)。

最も運動が大きい赤緯0度あたりの、はくちょう座のあたりを55mm(換算80くらい?)で撮影。そのままだと真っ白だったので、Lightroomで適宜明るさを調整してある。

α6000, 55mm, 20Sec, 追尾あり
α6000, 55mm, 20Sec, 追尾あり
α6000, 55mm, 20Sec, 追尾なし
α6000, 55mm, 20Sec, 追尾なし

差は歴然である。すごい。

α6000, 55mm, 127Sec, 追尾あり
α6000, 55mm, 127Sec, 追尾あり

APSで55mm, 2分くらい露光してみると、さすがにやや怪しくなってきたがまだ楽勝という感じである。これなら200mmくらい乗せてもけっこういけちゃうんじゃないのかな。

2分で微妙にぶれてきたのは、北極星に合わせる精度が足りてないのかもしれない。さすがに条件の良い空ならもう少し精度良く合わせられるとは思う。

星景モード(0.5倍速)も試してみたが、こっちは予想通り、まあ倍くらいの露光時間まで稼げるかなという感じ。

  • 星景写真(風景+天体, 通常の倍くらいの露光時間)
  • 星のみの写真(1-2分までいけそう)

といったあたりには思った通り使えそうなので、実戦投入が楽しみである。晴れてくれたのむ。

最後にAmazonのリンク張るために商品ページ開いたら、35000円くらいでAmazonの在庫が復活してることに気付いてしまった……。気にしないで忘れることにする。

 

実戦投入編はこちら