ThinkPad X1 Carbon 6th(2018) LTEモデルを買った

買ったぞ。

はじめてThinkPadを買ったのは大学に入った年で、X60sだった。たしかネットで適当に安いところから買ったんだった。卒業するまで(キーボードもメモリもHDDもバッテリも換えまくったが)使って、そのあとX220を買った。そしてVaioに浮気したりしていたが、結局またThinkPadを買うことにしたのだった。Vaioはまだ使えるといえば使えるのだが4年落ちでさすがに性能面で厳しさがあったので買い換えることに。

今となってはパーツを交換しやすいみたいな利点は消し飛んでしまったが、ThinkPadにした理由は他よりキーボードがマシ(US配列が選択できることも含めて)であるということとトラックポイントとデザインくらいだろうか。剛性が確保されている範囲でそこそこ薄くて軽いというバランス感覚も良いと思うけど。さすがにVaio Proは膝の上で使うとたわんでタッチパッドが使えなくなったり、攻めすぎている点が目に付いた。

残念ながらCPUだけ良いモデルを適当に安く買って気にくわないパーツを全て換えるという作戦はもう使えない。X280はキーボードも換装可能なので、そっちにしておけばもう少し手はあったかもしれないが、QHDパネルが欲しかったのでX1 Carbonにしてしまった。最早一般のユーザレベルで交換可能な部品はSSDしかないので、諦めてBTOでフルスペックでオーダーした。

発注

  • CPU: Core i7 8550U
    • ほんとはRyzen mobileがいいんだが、フラグシップに採用される日は来ますかね……
  • メモリ: 16GB
  • モニタ: QHD, 300nit
    • 光沢NGなので……
  • SSD: 512GB
    • デュアルブートするかも
  • カメラ: IRつき
  • LTE: あり
  • キーボード: US
  • OS: Windows 10 Pro

3年保証にして税込み23万円なり。値段は日々変動するっぽいので、何も考えず欲しいときに頼みましょう。早く頼むと早く使えるぞ。

今回の目玉はまあ4年落ちのマシンと比べると全部なんだが、あえて言うならQHDパネルとLTEだろうか。こんな感じなので当然米沢生産ではなく納期が長い。注文時にWebに書いてあった納期より2週間くらい延びた気がする。注文時の数字は嘘だと思っておいた方が精神衛生上よい。発注後もWebから確認できる納品予定日はころころ変わるので、毎日見ていて飽きない。皮肉です。ちなみに正確に出荷日がわかるのはいつかと問い合わせたところ、出荷された翌営業日ですと連絡をいただいた。シュレーディンガーのThinkPadである。素晴らしい管理体制ですね。皮肉です。

発注は6/22、出荷が7/18、届いたのは7/24であった。

性能

超いい。

超低電圧版のCPUなのに速くて何をするにも別にもっさりしない。最高。モバイル向けとして初めて(だったような)4コア(8スレッド)になったのがきいているのか、普通に4世代も進化したのがきいているのかわからんが、とにかくVaio Proと比べると圧倒的に快適である。

SSDをベンチマーク

SSDもどこのか知らんがめっちゃ速いので何も言うことがない。デスクトップPCで使ってるやつの倍くらい出てるな……。

14インチ QHDを100%で使うといろいろ小さすぎて捗らないので、125%表示にして使っている。1.25で割ると2048×1152相当くらいになるのか?画面表示がかなりきれいになるのでかなりよい。まあHD 100%でも別にいいんだけど、たいした価格差でもないし性能上無理が出ないくらいまで画面解像度は上げていこうな。さすがにモバイルで4Kはきつそうだ2018年現在ではQHDくらいがよさそう。

バッテリもLTEで通信しながら6時間くらいは普通に使えるし、がんばれば10時間持たせることもできそう。とはいえ丸1日外で使う日はアダプタを持って出たくなる気はする。

LTE

最大の目玉。

まずスロット脇の穴に太い針金を突っ込んでもスロットが出てこない。あんまり出てこないまま針金がズブズブと入っていくのでぐぐって確かめるが、針金を入れるとトレーが出てくるよとしか書いていない(当たり前)。しかし当たるべきところに当たらないっぽく、3cmくらい突っ込んでも何も起きなかったので一旦引き抜いて何度もガチャガチャやっていたところ留め金が外れるような感触がありトレーが出てきた。かなり難しいし未だにコツが分からない。とにかくスマホのように出来ていると思ってはいけないっぽい。なんなんだ。

手元には使えるSIMが3枚あり、2枚はスマホに入っているので残りの1枚を入れた。全てIIJmioのdocomo回線のものだ。WindowsでのSIMの設定は慣れたもので(誰も覚えていないだろうが、Windows 10 mobileというOSがあったのだ)、ちゃっちゃと普通に設定すると使えるようにはなったが、いっこうにLTEをつかまない。UMTS(たぶんほぼ2G)とHSDPA(まあたぶん3G)を行き来するのみである。同じSIMを刺したEssential PhoneはThinkPadのすぐ横で当然LTEでつながっていて、27Mbpsでダウンロードできている。これは……と思って何日か寝かせたりするが改善せず。しかし外に持ちだしてみたところ場所によってはLTEでつながった。但しかなり場所を選ぶ感じ。なんやねんこれは。

ちなみにLTEの設定はIIJのサポートページに書いてある通りだが、APN TypeにAttachを選択するとつながらなくなる。これがどういう意味の設定なのかさっぱりわからないが(日本語では「添付する」となっているらしく誤訳だろう)、APN TypeはInternetを選ぶのが正しいっぽい。

なんならLTE/3Gの切り替わりで固まって使えなくなったりして再起動するハメになったりするので、全然使えるレベルではない。とりあえずダメ元でSIMの種類を変えてみることにした。IIJmioはWebから申し込めばタイプD(docomo)からタイプA(au回線)に変更することができる。数日で新しいSIMが送られてくる。最高。これで試したところあっさりLTEで繋がった。バンド的にはドコモのもほぼカバーしているはずなのだがどうしてこうなったのか……。惜しむらくはauだとIPv4になってしまうところか。

ともあれ、LTEを使うならdocomoはやめた方がいいっぽい?使えたという報告もあるのでよくわからないが、適当にいろいろ試せるMVNOの回線を持っておきましょうねという話な気がしてきた。新幹線で東京-大阪間を移動中にLTEでネットをしたり調べ物をしたりしたが特に問題なく使えていた。

感想としてはLTE最高(テザリングなど面倒でやっていられない)。まあ勉強会とかカンファレンスみたいなところでは当たり前のようにWi-Fiが使えるので、そこまで出番があるのかと言われるとアレだが、便利なのはマジで便利なので付けましょう。Wi-FiとWi-Fiの隙間が埋まるだけでも1万円の価値はある。

ちなみにうきうきとセットアップしていたところうっかりLTEのままWSLのaptでTexLiveをダウンロードしてしまうという事件が発生した(途中で止めた)。

トラックポイントとキーボード

久々だったので最初の1時間は操作が怪しかったが、すぐに慣れた。これだよこれ。これを使えばマウスはいらないので(個人の感想です)、その分の重さと値段が浮くんだよな。替えの赤ポチは高さが何種類もあって、X1 Carbonのはスーパーロープロファイルというやつです。X220は普通の、GPD Pocketはロープロファイルで、それぞれ10個入りを買ってたんですが、買い直しになりました。

キーボードはもう少し硬めのタッチの方が好みだが、このご時世これだけのストロークがあるだけ感謝しなくてはいけない。バックライトはFn+Spaceで点灯することができる。明るさも2段階選べていいかんじ。

あとはいつからかF1~F12が割り当て機能優先(たとえば普通のF1を入力するためにはFn+F1を押す必要がある)になっているので、Fn+Escを押してFnLock状態にしておく。幸いこれは保持されるので、一度やっとけばよい。しかしEscキーのLEDが光りっぱなしになるので若干鬱陶しい。

初期設定

いつものCtrl2CapでシュッとCapsをCtrlにしようと思ったが再起動しても効かない。これはThinkPadのシャットダウンが高速?シャットダウンだからっぽくて(カーネルモジュールのロードとかをすっ飛ばしてるとかそれ系なんだろうな)、ちゃんとシャットダウンして起動したら効いた(たぶん)。

アクセサリとか

チャージャーを45Wにしたのは失敗だったような気がするが、どうせ固定ケーブルのかさばる純正ジャーチャーを持ちだす気にはならないので、自宅据え置き用だしまあそこまで急速充電できなくてもいいかな。

結局持ちだし用にコンパクトな60W PD充電器を調達した。個人的には割と信頼しているInateckであるが、規格上怪しいとかなんとかいう話もありつつ、まあセールで安かったのでOKです。

ThinkVantageアプリで見ても60Wチャージャーとして認識していたのでOKっぽいが、アダプタがだいぶ熱くなるのでちょっと不安である。壁に直付けタイプのアダプタはあまり好きじゃないのだが、メガネケーブルのアレ(名称不明)を買ってから一気に便利になった。いまは品切れですごい値段になってるが、700円くらいのもんです。

1mくらいのメガネケーブル→このタップ→Ankerの5口(外泊時に必携)という感じでつないで、このタップにInateckのACアダプタを直接させばコンパクトで機能性を損なわず最高ということがわかってきたので超おすすめです。メガネケーブルの長さはお好みで。壁には1口しか刺さらないのでケーブルも少なくすむし海外でも楽。

あとケースは昔からデザインが気に入っているBuilt NYのスリーブを買った。今回はグラナイトというやつ。かわいくてグッドです。

ついでにリュックも新調したけど、まあそれは別の話。